コラム
2017.08.20
傷つきやすさ
指輪探し中のおふたりとお話しをする機会が多く、
そのなかで指輪の耐久性やキズつきにくさ、キズつきやすさなどの話題になることもあります。
結論から言ってしまうと、
私たちのつくる指輪はたくさんキズもつきますし、
強い衝撃を与えると変形することもあります。
一生に一度の結婚指輪。
その感覚に間違いはありませんが、
指輪自体は一生物ではない、と職人はいいます。
つまり、一生何事もなくキレイに指輪を使えた。
ということなど到底有り得ない、ということです。
長く身に着けていると、
角も取れて丸みを帯び、表面の光沢もなくなり曇ってきます。
歳を重ねる毎に体形は変化し、指の節も大きくなり、サイズのお直しを必要とします。
しかし、そうして手入れをしつつ、
愛着をもって大切に育て上げた指輪は、
おふたりにとって、
きっとかけがえのない宝物になるのではないでしょうか。
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