1月28日に控えた出雲結 名古屋のオープン。

その準備も大詰めを迎えています。
　　

名古屋はもとより、

この地方の文化に僅かしか触れていない今ですが、

そうした文化や習慣が、

これから時間をかけて

お店でお会いする皆様と時を共にし、

私たちの身体に馴染んでゆくことを楽しみに思います。
　　

　

写真はお店を彩るオブジェクトのひとつ。

その円環は指輪でありご縁を表現しているような。　

 

出雲の陶芸家、

岩佐昌昭さんの手によるもの。

禅寺の住職の傍ら、

工房で土と対峙する姿はまるで禅そのもの。

　　

「こだわりを捨てることさえもこだわりになる」

そう話す岩佐さんの心はきっと

凪の日の水面のように静かでいて、

炎のような力強さも秘めているような。
　　

形になってゆく作品たちは、

そんな岩佐さんの心を映す鏡。

　

もしかするとご本人はこうしたご紹介の仕方を

大袈裟と仰るかもしれませんが、

きっとそんな謙虚な姿もまた、

器に触れることで感じていただけるはずです。
　　　　

　

ぜひ名古屋のお店がオープンした際は、

そうした空間を器やディスプレイといった細部にも

目を向けていただけると嬉しいです。

　　

 

 

 

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